学資保険はいらない|返戻率102%をやめて、子どものお金を投資に回した結果

子育てと家計。返戻率102%をやめて学資保険はいらない。子どものお金を投資に回した結果。親子のクマとお金のなる木

子どもが生まれると、必ずと言っていいほど勧められるのが「学資保険」。我が家も検討しました。でも——入りませんでした。

結論から言います。学資保険は、我が家には不要でした。 同じお金を投資に回した結果が、想像以上だったからです。この記事では、なぜ入らなかったのか、代わりに何をして、実際どうなったのかを、正直にお見せします。

※投資の話が出てきますが、これは我が家の体験談であり、特定の商品を勧めるものでも、利益を保証するものでもありません。投資は元本割れのリスクがあります。

目次

学資保険を検討して、入らなかった3つの理由

当時見せてもらった学資保険は、返戻率が約102%でした。18年近くお金を預けて、増えるのは2%ほど。これを見て、入る気がなくなりました。理由は3つです。

  1. お金が長期間“拘束”される — 途中で引き出すと元本割れ。家計の自由度が下がる
  2. 返戻率が低すぎる — 102%は、18年かけて年利にすると0.1%台。物価が上がれば実質マイナスもありえる
  3. 自分で投資した方が増える可能性が高い — 同じお金を全世界株に回せば、長期ではもっと育つはず

代わりにやったこと:お祝い金とお年玉を、その都度投資へ

我が家がやったのはシンプルです。子どもが生まれたときの出産祝い、毎年のお年玉、親戚からのお小遣い——これらをその都度、子ども名義で投資してきました。

  • 当時あったジュニアNISAを活用(※2023年で新規受付終了)
  • 中身はオルカン(全世界株のインデックス)を中心に、一部は個別株
  • 「もらったら、使わない分はすぐ投資」を淡々と続けただけ

結果:学資保険の102%に対して…

では、その口座が今どうなっているか。実額は伏せますが、評価損益率でお見せします。

  • 上の子の口座:約 +158%
  • 下の子の口座:約 +147%

学資保険なら+2%(返戻率102%)だったところ、投資では評価額が2.5倍前後に育ちました。もちろん相場が良かった追い風はありますし、元本保証ではありません。それでも、この差は無視できないと思います。

なぜ、ここまで差がつくのか

答えは複利と、世界経済の成長です。学資保険は、保険会社が私たちのお金を運用して、その“ごく一部”を返してくれる仕組み。一方、インデックス投資は世界中の企業の成長をまるごと受け取れて、それが複利で雪だるま式に膨らみます。長く続けるほど、この差は開いていきます。

これから備える人へ:2027年「こどもNISA」が始まる予定

「ジュニアNISAはもう無いんでしょ?」という人に朗報です。2027年1月から「こどもNISA」が始まる予定です(2025年の税制改正大綱に明記)。ポイントはこんな感じ。

学資保険に毎月払うお金があるなら、私はこのこどもNISAに回すことをおすすめします。

フェアに:学資保険にも“向く人”はいる

逆張りばかりではフェアじゃないので書いておきます。学資保険には、契約者(親)が亡くなったら以後の払込が免除されるという保障機能があります。また「強制的に貯まる」「元本がほぼ確保される安心感」を重視する人には、選択肢になり得ます。

ただ、保障は掛け捨ての生命保険で別途用意した方が割安ですし、強制力は自動積立で代替できます。我が家は「投資+掛け捨て保険」の組み合わせの方が合理的だと判断しました。

まとめ:学資保険は不要。そのお金を「こどもNISA」へ

我が家の結論はシンプルです。
学資保険は不要。そのお金を、こどもNISAに入れましょう。

18年間ほぼ増えないお金にするか、世界経済の成長を子どもに受け取らせるか。もちろん投資にリスクはありますが、長期・積立・分散でそのリスクは小さくできます。お祝い金やお年玉を“ただ預金で寝かせる”のは、いちばんもったいない。

子どもへのお金の教育という意味でも、これは効きます(その話はこちらの記事に書きました)。同じように迷っている方の、判断材料になればうれしいです。

この記事を書いた人

アラフォーのパパ。家計の黒字を世界株インデックスに回す投資と、固定費中心の節約を13年以上実践中。机上の空論ではなく、自分の家計簿と証券口座の“実数字”をもとに、投資・節約・子育てのリアルを発信しています。経済的自立(FIRE)を目指して奮闘中。

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