節約カテゴリーの記事で、いきなり逆のことを言います。
我が家は、電気代を細かくケチっていません。
「待機電力をこまめに切る」「エアコンの設定温度を1度がまんする」――そういう節電術を、正直ほとんどやっていません。共働き&子育て4人暮らしで、そんな余力もありません。やったことといえば、家じゅうの電球をLEDに替えたくらいです。
それでも、FIREが見えるところまで来ました。今日は、その理由――「ケチる節約」をやめて、どこにエネルギーを注いだのかを正直に書きます。
なぜ電気代を細かく節約しないのか
理由はシンプルで、労力のわりに効果が小さいからです。
こまめな節電でがんばって減らせるのは、せいぜい月に数百円〜千円ほど。しかも、毎日意識し続けないと続きません。「電気をつけっぱなしにしてないか」を一日中気にして、家族にも小言を言って……その精神的なコストに、月数百円は見合わないと感じました。
節約には、大きく2種類あります。
- がまんし続ける節約(こまめな節電、食費の切り詰めなど)→ 毎日エネルギーを消費する
- 一度の手間で、あとは自動で効く節約(固定費の見直しなど)→ 一回やれば放置でOK
共働きで時間がない我が家が選んだのは、迷わず後者でした。
唯一やった電気の節約「LED化」だけは別格
そんな我が家でも、電球のLED化だけはやりました。理由は、これが「一度替えれば、あとは何もしなくていい」タイプの節約だからです。
取り替えた瞬間から消費電力は下がり、寿命も長いので交換の手間もほぼゼロ。がまんが要らず、放置で効き続ける。これは数少ない「やる価値のある電気の節約」だと思っています。
逆に言えば、電気まわりで私がやったのはこれくらい。あとのエネルギーは、もっと効くところに回しました。
代わりに本気を出した「大きいレバー」3つ
電気代をチマチマ削る労力を、私はこの3つに集中させました。どれも「一度やれば、ずっと効く」固定費の見直しです。
① 格安SIMへの乗り換え
大手キャリアから格安SIMへ。手続きは最初の一回だけで、あとは毎月の通信費が自動的に下がり続けます。月々の差額は、こまめな節電を一日中がんばるより、はるかに大きいです。
② 火災・地震保険の見直し
保険は「入りっぱなし」で割高なまま放置されがちな固定費の代表です。補償内容を一度見直すだけで、安心は保ったまま保険料を下げられました。これも、やるのは一回きりです。
③ 浮いたお金を「投資」に回す
そして一番大きいのがこれ。固定費を下げて浮いたお金を、オルカン(全世界株式)やiDeCoでコツコツ運用に回しています。節約で「減らす」だけでなく、その分を「増やす」側に乗せる。ここまでやって、はじめて家計は前に進みます。
ちなみにiDeCoは、節税まで含めると驚くほどの効果がありました。その話はiDeCoの残高が712万円に!「後払い節税」の本当の実力に詳しく書いています。
まとめ:エネルギーを「効くところ」に集中させる
- こまめな節電は、労力のわりに効果が小さい → 我が家はやらない
- 例外は「一度やれば放置で効く」LED化だけ
- 本気を出すのは、格安SIM・保険見直しなどの固定費と投資
時間もエネルギーも、有限です。だからこそ、小さな我慢を積み重ねるより、「一度で大きく、ずっと効く」ところに集中する。これが、共働き・子育て家庭の我が家がFIREに近づけた一番の理由だと思っています。
電気代を細かくケチる前に、まず固定費をひとつ見直してみる。そっちのほうが、ずっとラクで、ずっと効きますよ。
